イノサン忘備録

【親知らず】歯の移植の治療経過、費用【体験談まとめ】

奥歯を抜歯しなければいけなくなったため、「親知らずの移植」を行うことにしました。レアな治療となりますので、こちらに治療経過をまとめていこうと思います。今後、「親知らずの移植」を検討している方は参考にしてください。

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目次

移植にかかる費用

費用はだいたい「1.5万円前後」だと聞いています。「親知らずの移植」は保険適用とのこと。

私の「親知らず」はどこの歯ともかみ合っていませんでしたし、単に抜くのが怖かったため放置していただけのものでした。まさか役に立つ日が来るとは。金額的には、さほど高いとは思えません。とりあえず2万円くらいだと考えておけばいいのではと思いました。

治療内容

治療していただく前の説明では

①悪くなっている歯を抜く
②2~3週間後に親知らずの移植、固定
③移植後、1~2週間で噛んで食べれるように(様子見段階)
④3ヶ月ほどで治療終了

こういった説明だったと思います。聞き間違いや勘違いがあるかもしれませんが。何にしても、以下に詳しい治療経過を説明していきます。

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【親知らずの移植】初回、歯の抜歯

初回は「悪くなっている奥歯の抜歯」だけでした。正確には「右下の奥から2番目」です。

2024年4月25日

11時45分 麻酔を打って、悪くなっている歯を抜歯
12時15分
(30分後)
抜いた場所が痛くなってくる
12時20分
(35分後)
「痛み止め」の薬を服用
13時20分
(約1時間半後)
痛みが少しずつ和らいできた
14時45分
(約3時間後)
麻酔の効果がほぼなくなる、痛みは若干ある程度
18時00分
(約6時間後)
まだ出血が止まっていない
痛みが出てきた、痛み止めが切れてきた?
20時00分
(約8時間後)
出血が止まりかけてきた
痛みは若干ある程度
22時00分
(約10時間後)
「痛み止め」の薬をを服用して就寝
痛みはほとんど感じずに寝ることができた
2日目 ほぼ一日中痛みあり、少し腫れてる?
痛み止めは服用せずに一日を過ごす
3日目 朝から痛みあり
痛み止めは服用せず様子見

◆治療と治療後の解説◆

この日は「悪くなっている右下の奥歯の抜歯」だけでした。

痛み止めの注射を打ち、麻酔がしっかりと効いている状況で「抜歯」。注射は最初に少しチクっとする程度。歯を抜くときは麻酔が効いているため痛みを感じることはありません。抜けた時も感覚は一切ありませんでした。「あれ、抜けたの?」という感じ。

歯を抜いて30分ほどで痛みが出始めました。麻酔を打っているのに痛みを感じるため、少し恐怖を感じました。歯を抜くってのはそれだけ刺激が強いことなのでしょうね。

「痛み止め」を処方してもらった後、すぐに薬を服用しました。痛み止めの効果か、一時間ほどで痛みは和らぎました。が、完全になくなることはありませんでした。

「出血」はなかなか止まりませんでした。血が止まったなと思えたのは約9時間後。私は放置気味にしていたので時間がかかりましたが、ちゃんと抑えて止血すれば、2~3時間で止まっていたかもしれません。

◆感想◆

歯を抜いた後「食事」はできる気がしません。次の日まで食事ができない、くらいに考えておいた方がいいと思います。何より「歯磨き」ができる気がしません。この日は、食事代わりとして「こんにゃくゼリー」と「緑茶」を口にしました。

治療は「午前中」に行った方がいいと思います。抜歯の6時間後に寝ろ、と言われても「痛み」と「出血」で難しいです。

「抜歯」は精神的にも結構ダメージを受けます。自宅にこもると「痛み」「出血」「精神的ショック」でメンタル的にかなり厳しい状況になるかもしれません。ですから、歯医者を出た後は、できれば外を散歩した方が良いと思います。私は3時間ほど自転車でサイクリングを行ったり買い物をしたりして気分転換をしました。

「出血」と言ってもそこまで心配することはありません。歯医者で「おさえる物」を貰えますので、それを噛んでいたらそのうち出血は止まります。出血の量もそこまで多くはありません。ただ、なかなか血が止まらないなとは思いました。口の中に風を送れば血が固まりやすくなり出血が止まるかもしれません。

◆気になったこと◆

抜いた後、主治医の説明で「歯を抜くと根元が折れるのが普通だが、折れなかった」と言われました。折れなかったのであれば良かったのではと思えるのですが、主治医は折れた方が良いと考えていたように見受けられました。

抜いた歯を何か削っていましたね。根元が残っている方が良かったので、戻そうと考えていた?

素人であるため状況がよくわかりませんでしたが、少し気になりました。

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【親知らずの移植】2回目、親知らずの根幹治療

5月1日、「親知らずの根幹治療」を行いました。「根幹治療(こんかんちりょう)」とは「神経を抜く治療」のことです。

私の「親知らず」には「虫歯」があるため、前もって根幹治療を行い、それが終わってから移植を行うってことなのでしょう。

◆親知らずの根幹治療◆

奥歯のさらに奥にある「親知らず」であるため、治療が大変でした。とにかく全力で口を開けなければいけませんでしたし、治療用の機器が反対側の歯茎の方に押し付けてくるような感じになり痛いんですよね。我慢の多い治療となりました。

根幹治療の内容は「①麻酔を打つ」「②歯の上部に穴を開ける」「③歯の内部の神経を抜く」「④内部の根元まできれいに取り除く」「⑤内部に詰め物をして終了」このような感じだと思います。

主治医も、こちらが我慢しつつ治療しやすいよう大きく口を開けているとわかっているため、休憩をはさみながら、テンポよく治療してくださいました。治療は約30分で終了です。

麻酔を打っていますので、治療している歯が痛むことはありません。麻酔が切れた後も痛みはありません。一応、もしもの時の為に「痛み止めの薬」は貰っていますが、神経を抜いていますので、あったとしても大きく痛むようなことは無いと思います。

◆抜歯のその後◆

4月25日(書いてる時は一週間前)に抜歯した場所ですが、一週間丸々は痛みがありましたね。歯ぐきの下深くまであったものが無くなったので、周囲の神経、肉、血管などがそれなりにダメージを受けているってことなのでしょう。回復にはそれなりに時間がかかるようです。

痛いと言っても「痛み止めの薬」を使っていれば、そこまで痛むことは無いと思います。私は「寝る前の2時間前」のみ服用していましたが、痛いのが苦手という方は薬をしっかりと使いましょう。歯医者に行けば薬の補充もできます。

イメージ的には「最初の2日:痛い」「3~7日:まだ痛みが」「8日~:だいぶ落ち着いてきたな」くらいでした。

【親知らずの移植】3回目、親知らずの移植

5月9日、いよいよ「親知らずの移植」を行うことになりました。「4月25日に悪い歯を抜歯」⇒「5月1日に親知らずの根幹治療」⇒「5月9日に親知らずの移植」という流れになります。いよいよ次回、本番です。

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