小さき相撲の鬼 潮火ノ丸

大太刀(おおだち)高校。通称ダチ高。その新学期。
各部活動が新入生勧誘に活気付てる中、存続すら危ぶまれてる相撲部があった。

そんな相撲部に 身長160cm程の”潮 火ノ丸(うしお ひのまる)”と名乗る小柄な少年が現れ、入部希望を言い渡す。
相撲部唯一の部員 兼 部長の3年生 “小関信也(おぜき しんや)”(アダ名:大関)は 彼を歓迎した。

火ノ丸は「横綱に至る道として、高校相撲の頂点を取りに参りました」とは言っているものの、中学時代における公式戦はロクに出場してない…とのこと。
大関としては全く得体が知れない彼だが、相撲部ができると言う事で気にしなかった。

そんなこんなで、ダチ高の相撲部が動き出した。

火ノ丸、大太刀高校に相撲部を確立

しかし、ダチ高相撲部は問題を抱えていた。

相撲部が活動する場所でもある道場が、
「ダチ高最強の男」という肩書を持つ3年生”五條 佑真(ごじょう ゆうま)”(以下、ユーマ)を中心とした不良集団に占領されていたのである。
その為、大関が仕方なく校内敷地内一角に土俵を作っていたのだが、相撲部を軽蔑視していた不良集団に、その土俵すらも壊される。

道場汚された上に、土俵も壊され憤怒した火ノ丸は、不良のリーダーであるユーマを相撲による圧倒的な力量で ねじ伏せた。

ユーマに「根性入れ直すなら歓迎する」と言い渡し、相撲部と道場から 不良達の手を引かせた。

石神高校と交流練習

部長 大関による計らいで、他校 西上高校との交流練習(出稽古)が決まった火ノ丸はユーマを半ば強引に同伴させ2人だけで外出するも、校名を勘違いしていた為に 相撲部関東2位の強豪 石神高校に到着してしまう。

そこで、石神高校相撲部3年生主将 “金盛 剛(かなもり つよし)”から、火ノ丸の小柄な体形を見て「相撲をナメている」「高校相撲では通用しない」と軽視される。

相撲に対する熱意と実力を伝えるべく、火ノ丸は「負けたら引退する」という主将 金盛と賭け試合をすることに。
体格差が顕著で不利な中、小細工無しの力だけの真っ向勝負で挑んだ火ノ丸は、見事勝利する。
決まり手:下手投げ「鬼車」

それを見ていた、石神高校相撲部 最強のエース1年生の”沙田 美月(さだ みづき)”に勝負を挑まれるも、金盛主将の「手の内を晒さない為」という判断により お預けになる。

不良ユーマ、相撲と向き合う

交流練習の帰り。
相撲の過酷な稽古や、火ノ丸と金盛の取り組み熾烈な取り組みを目の当たりにしていたユーマは、今まで不良達の中で幅を利かせていただけに、自分の強さに疑問を持ち、再度 火ノ丸に全力でぶつかるも圧倒される。

ユーマは相撲部に入る事を決め、今までイジメていた 部長大関とも和解。
ダチ高相撲部は 火ノ丸、ユーマ、大関の3人になり、団体戦大会への出場が可能になった。

ダチ高相撲部 初の団体戦出場

地区予選大会。
小学生時代活躍し かつて「国宝 鬼丸国綱」とまで称された火ノ丸の名前と、火ノ丸よる初戦の圧倒的な勝利(決まり手:寄り切り)で会場は一時賑わう。
しかし、勝負に対して自信がない大関と 相撲素人のユーマの敗戦により、ダチ高は団体戦では二連敗してしまう。
3戦目前に、その2人には火ノ丸による助言が与えられ、それぞれの相撲を見出し、見事完勝する。

次戦。
「国宝 三日月宗近」と称された沙田 美月がいる、石神高校との試合。

◆感想

私は 相撲良く知りません。
格闘ゲームとかからのイメージでも、見かけによらずかなり強い印象があります。
本作にて ユーマが指摘する場面がありますが、
「(脚が)あれだけ太いのに全然たるんでねぇ…。固太りだ…全部筋肉なんだ!」と驚いてます。そうらしいですね。
テレビではブヨブヨ同士のぶつかり合いに見えますが、実際は鋼鉄筋肉戦車のデスマッチという事です。

相撲を全く知らない人は、この作品を通して相撲への見方が変わるかもしれませんね。
相撲はブヨブヨではなく、ガチガチの熱いスポーツです。

次回は、火ノ丸と美月の猛者対決です。