2018年1月6日に韓国へ向かっていたイラン国籍のタンカーが中国の貨物船と衝突。爆発、大炎上し沈没してしまうという事故が起こりました。

この記事では事故の概要タンカーが沈没した場所、そして日本にどういった影響があるかについて考えてみようと思います。

沈没事故の概要は?

事故が発生したのは1月6日。韓国へ向かっていたイラン国籍の石油タンカーが中国籍の貨物船と衝突し爆発炎上してしまうという事故が発生しました。石油タンカーは炎上しながら一週間ほど漂流し、1月14日に沈没。そして沈没して以降も石油が流れ出ている状況のようです。

石油タンカー(全長274メートル)に積まれていたのはコンデンセート(超軽質原油)で11万トン(55億円相当)というとてつもない量が海に流出してしまいました。これは過去数十年で最悪レベルの海洋被害になるそうです。

しかも『コンデンセート』というのは有毒だそうです。そのため、魚たちにもどういった影響が出るかわかりません。

どこで沈没したのか?

事故現場は、中国の長江の河口から300キロ離れた沖合い。長江河口というのはだいたい上海あたりになります。1月6日にこの辺りで衝突事故が発生しました。

その後、炎上しながら日本側に流れていき、一週間ほどして奄美大島の西側300km辺りで沈没とのことなので、だいたいこの辺りだと思われます。

もう少し地図を広げてみます。

この辺りで沈没し、そして今でも沈没したタンカーから石油が流出し続けているようです。これは日本、大変な被害に遭遇してしまいますよ。と言いますのも、この辺りは日本の方へ流れる『海流』があるからです。まっすぐ日本の方向に流れてくると考えられます。

日本の漁業に影響を与える?

沈没したタンカーは、現在『水深115メートル』で発見されています。流出を食い止めたいところではありますが、115mともなりますと潜って対応・・・・・といっても深すぎますよね。引き上げるのもほぼ不可能でしょうし。

イギリス海洋センターは『汚染された水が1ヶ月以内に日本に到達する可能性がある』と発表しているそうです。

そして、動画サイトの方ではどこから入手したのか『石油流出のシュミレーション動画』が投稿されてありました。海外サイトの動画を引っ張って来たものと思われます。画像を見た感じでは、特に九州を中心にとてつもない被害を被ることになりそうです。

日本のマスコミの報道は?

私がこのタンカー事故を知ったのは記事を書いている1月29日です。事故が1月6日ですから、事故から23日たっていることになります。しかし、テレビでも新聞でも、そしてネットでも聞いたことがありませんでした。29日になって初めてネットの記事で読みました。まったく話題になっていないんだなという印象を受けます。

イギリスの海洋センターは『汚染された水が1ヶ月以内に日本に到達する可能性』と語っています。日本の海岸に有毒の石油が押し寄せてくる・・・という事なのかもしれません。

沈没地点は『黒潮』の通り道です。この海流に乗って移動してくる魚たちも多くいます。この有毒の石油が原因で、魚たちはどういった影響を受けてしまうのか? ノリなどはどうなるのか? 貝は?

とてつもない被害につながってしまうのではと心配でなりません。