◆前回のあらすじ◆

東京大学の合格発表の場へやってきた清水弁護士。龍山高校の生徒たちの合格発表を見に来ていました。しかし、龍山高校の9人全員が不合格になっていました。清水は携帯で櫻井に報告。話を聞いて、桜木は焦ります。低学歴の龍山高校を東大に合格させた実績で自分の名前を売って来たのに、数年でダメになってしまっては台無しだからです。桜木は再び龍山高校へ戻ることを考えます。

龍山高校では『東大合格者0』に関する問題が話し合われていました。多くの先生方はわざわざ東大を目指さなくてもいいのではという声が上がっています。そこへ桜木が現れます。生徒に強いこだわりを持たせるのが先生たちの役割であり、そして、龍山高校の目標はあくまで『東大合格100人だ!』と宣言します。

そこへ龍山高校凋落の現業である理事長代理『龍野久美子』が現れます。

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◆ドラゴン桜2◆

1巻(1話2話3話・4話・5話・6話・7話・8話)

◆キャラクター紹介◆

弁護士『桜木建二』・弁護士『清水直美』

国語『宮原悦子』・教頭『高原浩之』

理事長代行『龍野久美子』

(当たり前ですが)法律に詳しい桜木弁護士

部外者であるにもかかわらず、勝手に龍山高校の中に入ってきている桜木弁護士を見て、龍野代行は学校から出ていくようにと命令します。しかし、桜木弁護士はそれを拒否します。

龍野
『私は当学園の理事長代行です』
『校内に立ち入りの許可を出す権限は私にあります』

桜木
『しかし俺は全くの部外者というわけではない』
『かつてこの学園の運営にかかわり』
『この新校舎建設にも深く関わってきた』

『そして何よりここにいる教職員方たちと』
『苦楽を共にした年月があり・・・』
『人間関係は十分に築いている』

そのように言われてしまい、龍野は返す言葉がありません。

しかし、桜木はその場を去ることにします。今回は挨拶だけが目的だったからです。

桜木は龍野に『またのちほど』と声をかけます。会う機会などないはずなのにと不審に感じる龍野に桜木はさらに一言。

桜木
『いやありますよ。』
『次は公の場で堂々とね・・・』

そう言われて龍野は桜木が何をしようとしているかに気が付きます。

龍野は校長に『何があっても自分の側につくように』と命令します。

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理事長代行の龍野の目的は?

桜木と水野は事務所に戻って、理事長代行である龍野の過去を再度確認します。

龍野久美子
・32歳
・アメリカスタンフォード大学卒業
・卒業後ウォール街で大手証券会社の為替ディーラー
・28歳で龍山学園理事長36歳バツイチと結婚
・結婚直後から理事長代行になる
・以降、学園の全権限を掌握
・強権的手法から『女帝』と恐れられる

不可解なのは龍野が学校の進学実績の評価を落とし続けている理由がわからないことです。龍野が就任して『教員給与の一律5%カット』が行われました。それによって、有能な先生の大半が退職して別の学校にうつってしまったのです。それが龍山学園の東大合格率が激減してしまった理由でした。

龍山高校を元の進学高校に戻すには、女帝『龍野』がいる限り今までのやり方では通用しません。桜木は自分が龍山高校の『理事』になる作戦を考え、関係者である、前校長、現校長、教頭の3人に話を付けてきたのです。

理事長代行の目的は!?

桜木の調査によると、龍野が行ったのは『教員給与の一律5%カット』のみです。何のために給与を5%カットしてしまったのか? お金に困っているから・・・・・とは到底思えまないですし・・・・・。

自分が理事長代行になって以降、進学実績が下がり続けてしまっては、自分の恥にしかなりません。つまり、現状況を考えますと『龍野にとっては自分のプライドよりも、給与5%カットの方が大事』ということになってしまいます。そんなはずはないと思うんですけどねぇ・・・・・。あまりにも奇妙な状況です。

龍山学園の定例理事会

龍山学園の理事は5人。『理事長』が欠席しているため、参加者は理事長代行、前校長、現校長、教頭の4人となります。

ここで前校長の小松川理事が手をあげます。

小松川
『つきましては私から』
『桜木建二弁護士を推薦いたします』

代行は多数決として、賛成する人は手をあげるようにと言います。

提案者の小松川理事は手をあげます。そして、高原教頭も手をあげます。

龍野代行は反対です。そして代行は欠席した理事長から権限を委託されているため、理事長も反対という事になります。

現時点で賛成は2、反対も2。後は奥田校長の賛否で決定します。

奥田校長は悩んでしました。龍野から自分の側につくように言われていたからです。そして、桜木からも自分の味方に付くようにと頼まれています。

奥田校長は桜木から渡された写真を見ます。

あの日、初めて龍山学園から東大の合格者を出したこと。そして、その事を自分も心から喜んでいたことを・・・・・。

悩んだ末、校長は決断します。

校長は、桜木弁護士を理事に迎えることに賛成します。

—–

定例理事会の後、龍野は校長に言います。

龍野
『そちらが反抗的態度をとるなら』
『私にも考えがあります』
『覚えておいてください』

3学期終業式での桜木の挨拶

3学期、終業式の全校集会。

来年度新しく理事になるということで、桜木弁護士は皆の前で挨拶をすることになります。

生徒たちも、桜木弁護士が龍山を再生させた弁護士であることは知っていました。桜木の言葉に注目が集まります。

桜木
『皆さんは私のことをだいたいご存知なようだから』
『自己紹介ははぶきます』
『今から話すことを聞いてほしい』

『なぜ私が10年ぶりに龍山に戻って来たか』
『目的はただ一つ!』
『君たちを東大へ合格させるためだ!』

『龍山に入学したからには目指す大学は東京大学ただ一つ!』
『いいか諸君! 大学は東大! 東大へ行けっ!』

生徒たちの表情が微妙

熱い男、桜木弁護士が龍山に戻ってきましたねぇ。しかし、生徒たちの表情は微妙です。素直に東大を目指してくれそうな雰囲気ではありません。

以前の龍山は落ちこぼれ高校でしたが、現在の龍山はそれなりの進学校になっているはずです。例え東大ゼロでもそれなりに勉強ができる生徒はそろっていると思います。

以前の生徒なら将来の事をほとんど考えていなかったでしょうから、かなり無理があるとしても『東大』が目標でも良かったかもしれません。しかし、現在の生徒たちから見れば東大はそこまで魅力的な大学ではないのかもしれませんね。『他に行きたい大学がある』という独自の考え方を持つ生徒も多いでしょうし。

さて、果たして桜木弁護士の思惑通りに進むのか?

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