前回は極端過ぎる、山口裁判官と尾生の信を書きましたが、今回は皆さまにも、歴史や小説や、漫画、アニメ、ゲーム等で知られる三国志から書きたいと思います。三国志演義と三国志正史と魏志を混ぜてとなります。

成功は落ちてない嘘から成功をつかめ

三国志の英雄曹操の父親は漢帝国の上位3つの位、大尉にまでなった人物、曹嵩ですから引退していたとしてもある程度のコネを使って曹操を今でいう公務員にしたでしょう。成功するにはコネも重要な武器ですが、地位は部下を持つ警察官程度でした。ここから王にまでなりました。帝の下の王ではありましたが、帝の意見も変えさせる絶大な権力を持っていました。

嘘の持つ力
我々も嘘を言いますが、その場しのぎの嘘、自分を能力以上に見せたい嘘、悪事が露見した時の言い逃れの嘘。この様などうでも良い嘘を言う事はなかったので曹操の嘘は効果的な嘘となったのでしょう。曹操は嘘が持つ力を子供の頃から見抜いていました。幼い頃の曹操は遊びふけって勉強など全くしなかった、それを見て曹操の叔父は事あるたびに曹操の父親に報告をしていた。叔父のチクリを嫌っていた曹操はいつかやり返そうと思っていた、道で叔父にであいました。曹操は咄嗟に道に横たわり苦しみもがいた。
叔父『どうしたんだ?』
曹操『神経痛にかかりたまに発作がでます』
叔父は曹操の父親に会い、曹操が神経痛にかかっている事を伝える。叔父が家から出て行ったのを確認後に父親に姿を見せる。
父親『神経痛はどうなのか?』
曹操『神経痛?なんの話ですか私は神経痛なんてありません。叔父は私を嫌っているので父上にいつも事実ではない事を言うのです』
これ以後曹操の父は叔父の言う事を信じなくなった。これ以後も嘘を言って数々の成功を収める曹操です。

曹操軍団は山岳を移動中に飲み水を切らし兵は喉の渇きで倒れる者が出始める、曹操は言う『あの山には梅林があるそこまで力を尽くせ』兵達は梅の酸っぱさから口の中に唾液が湧き力を出せた。

曹操軍団は兵糧が不足し始めた、曹操は兵糧の担当官に意見を求めると『兵糧を図る升を小さくしましょう』曹操は許可をするが兵達から不満と疑いがおき曹操を不審に思う兵が続出した。曹操は言う『兵糧担当官は兵糧を着服していたので処刑した。』曹操への不信感も兵糧の量が減ったのも、今回の戦の兵糧が少な目なのも兵たちは納得した。

もし曹操が善であれば、喉の渇きから多くの兵を失い、兵糧不足で多くの兵を失い、曹操は自ら水を飲まず、兵糧を食ずに1番に死んでいたかもしれない、成功者にはなれなかったでしょう。

成功するには冷淡に、人には勝手な事を言わせておけ。

タレントなら好きな事や趣味をテレビで放送をして貰えるので、その道のプロの目に入ればチャンスが訪れるでしょう。では我々はどうしたらいいのでしょうか、曹操は冷淡な仕事ぶりで無名に近い状況から一気に名前を広め出世を成功させます。

曹操は何いたいしても冷淡に行い妥協を剃ませんでした。都の部下を持つ警察官になった曹操は誰に対しても冷淡に仕事をこなしていきます。当時の取り締まる法は貴族は当てはまらないとか、賄賂で見逃す、役人も見て見ぬふりが普通でした。【貴族や高官は城門が閉まった後などに荷を運び込み儲けていた】その中で新人の曹操だけは異質で違います。貴族も政府官僚の親族でも冷淡に取り締まりましたので民から公平だとの注目を浴びて名前が広まります。貴族から圧力が来ても刑を執行しました。貴族や政府高官は暗殺者を探すも正当性が曹操に有るので軍は使えない、暗殺者を送るも曹操は腕がたつし部下も付いてるので殺せない。仕方なく貴族や高官は曹操を出世させ警察とは別の職につかせ他の仕事をあたえたのです。ここから曹操は国政に参加できる地位を獲得しました。

曹操は貴族や貴族のお気に入りの家臣でも手加減なしに法で決まった100叩きや50叩きを手加減なしに実行をして撲殺しました。通常は賄賂を貰い手加減しての刑の執行がふつうでした。ここが他の者と曹操の着眼点の違いです。この冷酷な働きぶりがとにかく上に知れ渡り、民にも高官にも名前を売り始めました。民に人気が有り正当性もあるので法でさばいては民の恨みをかうので国は曹操を罰せられないと確信をしていたのでしょう。

ヒーローは悪人ばかり【パート2】

先に紹介した兵糧担当官処刑以外にも多くのエピソードが有るのが曹操です。一部を簡単書きますと。

〇曹操は夕食の最中に進退を思案していた。そこに夜の命令を聞きに側近がやってきた。曹操は夕食のスープを飲んでいた。今でいう鶏ガラスープだがこの時代は鶏ガラに付いている僅かな肉にもしゃぶりつくのが普通、側近の前で夕食を食べながら『鶏肋鶏肋』と曹操は呟いた。
側近は部隊長に伝達するが誰も意味が解らない、楊修だけが『意味が分かった、捨てるには惜しいが得る者は少ない、退却だ』退却の準備をし始める軍を見て曹操はビックリ! 軍律を乱したと楊修は処刑される。博識であるとの名声が意見を言わせて死に至る。

〇都から董卓の暗殺に失敗して恩のある知人の家に逃げ込む、曹操をもてなそうと食事の準備をしてる音を聞いて、指名手配されてる曹操は殺されると思い出掛けていた家人一人を除いて皆殺しにした。曹操の連れが間違えであったと咎めると、「俺が人を裏切ることがあろうとも、人が俺を裏切ることは許さない!」と開き直る。

〇曹操が王に近い位に付こうとしたとき、荀彧は「曹操が義兵を起こしたのは、朝廷を救い国家を安定させるためでしたので、良くない」と主張しました。これを聞いた曹操は荀彧に悪い感情を抱き、荀彧も病と言って出仕しなくなったところに空の容器を贈ったのです。
曹操は、荀彧が『箱が空だ』と返答すれば『無礼者め』と処罰し、礼を言えば『中身を入れ忘れたのに嘘を申したな』と処罰する気だと感じ取って死ぬだろうと考え自殺に追い込む。

〇父親を徐州から護衛をさせた兵が裏切り曹操の父親を殺して財産を奪った、殺された腹いせに徐州で民間人を大虐殺。

〇無条件降伏をした荊州の劉琮、母とともに暗殺され叔父も処刑される。

〇袁紹の息子と同盟を組み、一方的に同盟破棄し領地を乗っ取る。

〇妊娠中であった董貴人を董承の連座で帝の制止も聞かずに殺害を命ず。

〇悩まされていた頭痛を名医華佗に見てもらうが、開頭手術を勧められたら処刑をする。

この様な極悪非道の人がヒーローになります。それでも曹操の元には人が集まりました何故でしょうか?曹操はこういいました。【慈愛の心乏しく、親不孝ではあるが、国を治め、軍隊を指揮する事に堪能な者がいるかもしれない疎漏なき様推挙せよ】日本でも諸悪の根源の様な政治家が再当選します。何故再当選されるのでしょう。悪人でも利益を与えてくれる人が我々には魅力的な善に見えるかもしれません。諸悪の根源見たいな政治家が再当選すれば利益を貰える人が多くいるので再当選ができるのでは?利益を与えてくれる人は善なのかもしれない。お金を持ってる人のい事は正しいと善だと思うのかもしれません。